CREATIVE

工夫

さまざまな工夫は素材の魅力を知ることから始まります。

惚れ込んだ素材、自然素材。

使いたい素材はたくさんあります。

でも、ただ使うだけでは施主が自慢できる空間は生まれません。

デザインが必要です。

たとえばアンティーク煉瓦をスライスしたタイルを使う場合でも、壁全面に貼っては興ざめです。

古材の梁や白い珪藻土の壁など、他の素材との相性。

重すぎずかわいすぎず、個性的であって居心地のいい空気感。

ポイントは素材の魅力を生かすデザインとバランスです。

古材

経年変化による美しさと存在感を備えている素材。

古材は、よく乾燥しているので狂いませんし、長年使われ、人に触られ、
すすに燻されたりしているので、使われてきた場所、木の種類によっていろんな表情があります。

民家に使われていた大きな梁や柱には、長年家を支えてきた力強さが感じられます。

タイル

タイルは雰囲気!
というのが私の持論です。

タイルはメンテナンスが大変だとか、
目地がすぐよごれると言って
敬遠されがちですが、
アレンジの仕方、貼り方で
いろんな表情が出せます。

タイルと一口でいっても、
その種類たるや無数にあります。

そのなかでも、
釉薬をかけて焼き上げたタイルは
魅力的です。

たとえばグリーンの釉薬をかけて
焼き上げられたタイル。

一つひとつ色が違います。

微妙に焼きむらがあるのです。

それが最大の魅力かもしれません。

貼り合わせるとそれだけで
何とも言えない空気感を漂わせてくれます。

こんなすてきな表情を見せてくれるなら、
目地をきれいに掃除するくらい平気だ、
という施主にはお奨めしたい素材です。

アイアン

昔はどの村や町にも
一件ぐらい鍛冶屋があって、
調理金物から、農機具、建築金物まで、
必要な物を作ってくれたり
修理してくれていたと聞きました。

ヴァニラリーフでは、
何人かの鍛造作家に、
デザインを起こして作ってもらいます。

鍛造は一つひとつ鍛えて作るので、
作家の手の温もりが強烈に伝わる
個性の強いアイテムです。

同じデザインで同じサイズでも
作家が変わると
またイメージが違います。

それが面白いのです。

でも、工場で作るアイアン製品を
使わないわけではありません。

それどころか、
よく使うアイテムのひとつです。

質が均一で、
価格が手ごろなことが魅力です。

たとえば、門扉や大型ゲートなどは
工場で作るアイアンが最適だと思います。

適材適所といいますが、
まさに建築は適材適所を
心得ることが大事だと思います。

たとえばコストコントロールや
メンテナンスのしやすさから
サッシのドアを使い、
ドアノブの部分は
鍛鉄を作家に依頼する。

使い方を工夫すれば、
適当なコストで、
望みの表情が作り出せると思うのです。

ガラス

昭和30~40年代のころは、
日本にもいろんな模様の型板ガラスがありましたが、
今は数種類しかありません。

精度の良いガラスはあっても、
趣のあるものが少ないのは、少し寂しいです。

一目惚れして買い求めたガラスは
外国製のアンティークのドアにはまっていました。

割れたら二度と手に入りません。

でも、そのはかなさ、あやうさは、
愛おしさにつながります。

心地よい住まいは、
選ばれた素材を愛し続ける住み手が創りあげるものでもあります。

珪藻土

珪藻土で仕上げた壁は、壁自身が室内の湿度を調節する、いわば呼吸をします。

つなぎの糊も化学的に合成したものではなく、海藻を原材料とした天然素材を使います。

化学合成材料が原因になるシックハウス症候群とは無縁の安全な素材です。

塗り方によって和洋どちらの空間にもマッチする仕上げの自由度があります。

素朴な表情も、シャープでやや冷たい表情も、多様な風合いが出せるのも魅力です。

ヴァニラリーフは珪藻土の施工実績が多く、お奨めしたい素材のひとつです。

木は魅力的な素材です。

感触も、表情も、住み手とともに変化し、
時間のなかで磨かれていきます。

一方で水に弱いという弱点を持っています。

もちろん種類によって硬さは異なります。

たとえばスギやパインは
柔らかいので床材に好まれますが、
傷がつきやすい木材です。

また桜や楢は硬くて傷には強いのですが、
冷たい印象を与える場合もあります。

どの木をどこに使うか。

生活スタイルや好みに適した
木を選ぶことが大切です。

本来ならバスルームのドアや
洗面所のカウンターに
木を使うのはお奨めしないのですが、
施主の強い希望で使いました。

でも、じつはヴァニラリーフも
気に入っている仕様なのです。

しかし、水回りに木を使うには条件があります。

定期的にワックスをかけることが必要です。

バスルームのドアは塗料が禿げないように
年に1回は塗り替えなければなりません。

このお宅の施主はワックスがけと
ドアの塗り替えを欠かさず、
楽しんで続けているので、
洗面所のカウンターもワックスが染みこみ、
いい味がでてきました。

こうなれば少々の水がかかっても
腐食することはありません。

ヴァニラリーフは使いやすくて
経済的な天然ワックスや
塗料もオリジナルで作りました。

オリジナル ナチュラルウッドワックス

無垢材を多く使うヴァニラリーフでは、安心してお手入れしていただけるように、自然素材のみでワックスを作りました。

このワックスは、蜜蝋・カルナバワックス・亜麻仁油・荏胡麻油(えごまゆ)で作った、地球環境と体に優しい天然の内装用ワックスです。

無垢のフロールングや木製のテーブル・椅子・ドア等に自然な艶を与え、防水や汚れ止めの効果があります。

化学物質は一切使用しておりませんので、小さなお子様のいるご家庭でも安心してお使いいただけます。

大切なのは一緒に創っていくこと。

あこがれのお店も、自慢したくなる家も
お客様の声を聞いて初めて創れるものなのです。

ヴァニラリーフには「聞く耳」があります。

「好奇心と創造力」があります。

あこがれを形にする前に、 ヴァニラリーフで「夢」を聞かせてください。

「こうしたら良かったんだ」という答えを探すのはヴァニラリーフの得意分野です。

いっしょに、あこがれの形を探しながら、ちょっと自慢したくなる空間を創りましょう。

ヴァニラリーフは一人ひとりのあこがれを形にする建築デザイン・施工をするお店です。