SURPRISE

創造

住宅も店舗も、ヴァニラリーフの建築・施工の基本姿勢は同じです。

「あこがれの的を創る」ことです。

たとえばお友達を招きたくなる家だとか、大好きな人を連れて行きたくなる店だとか。

「ステキ」と思わせる何かがあるのです。

その何かは、笑顔を生み出すサプライズ。

「ほ・は・へ」(ほぅ、はぁ、へぇ)の創造があることだと考えています。

ただ、住宅と店舗では、笑顔を生み出すサプライズの仕掛けや表現の仕方が少しだけ違います。

住宅の場合は、長年住み続けることを基本としますから、飽きのこないサプライズが必要です。

店舗の場合は、客が脱日常性をも楽しみに来る空間ですから、
少し大胆な発想で、 サプライズを生み出すことも仕掛けます。

自由×自由な空間

あこがれの的を創ることは、空間を活かすことでもあります。

たとえば、用途に応じて、部屋を分ける方法もあれば、
大きな一つの部屋を、動線で多目的に使える部屋にすることもできます。

ヴァニラリーフは生活の変化にも対応しやすく、
家族が共有できる空間を作りたいと考えています。

たとえば、和室とダイニングキッチンであった場所を改装して一つの空間にし、
対面式のアイランドキッチンを使うことでキッチンスペースを、
テーブルやソファーの配置を工夫することでリビングやダイニングスペースを創り出しました。

▼before

また倉庫を住宅に改装した例では、
大きな吹き抜けと広い踊り場を設けました。

吹き抜けは縦の開放感と一体感を生み出します。

広い踊り場は一階から二階への動線でもありますが、
たとえば読書コーナーであったり、
のんびりくつろぐ場所であったり、
子どもたちの遊び場であったり。

使い方は自由です。

たたき

ヴァニラリーフが創るたたき風の床には
さまざまな表情があります。

ある店舗の床では、上品な仕上がりをめざしたかったので、
土間仕上げを選択しました。

入り口部分は路地をイメージして、敷石、飛び石を配置し、
足を進めるごとに期待感を盛り上げる仕掛けです。

奥にいくほど墨入りのたたきを用いて、
やや暗めの色に仕上げました。

黒めの砂2分(6ミリ)ぐらいの黒砂利を撒いて、
墨モルタルで押さえてから拭き取ります。

モダンな和風の表情を持ったエントランスになりました。

イタリアンレストランでは洋風たたきに仕上げました。

たたきは、セメントと白セメント、砂に小石を混ぜ、
ベンガラ(黄、赤)で着色し、表面をふき取ります。

この仕上げ方だと本当のたたきより風化に強く施行が簡単で、
コストを抑えて施行できます。

そこに大理石のモザイク乱貼り用の石を所々に埋めます。

埋め込まれた石が単調な表面にリズムをつけ、
華やいだ雰囲気をプラスしてくれます。

ファブリック

あこがれの的になる要素はいくつかありますが、
そのひとつは少し贅沢なファブリックです。

たとえば、窓にムースシェードをつけました。

生地はイタリアのルチアノ・マルカートです。

ラメ糸が上品なアクセントになり、とてもお洒落です。

クッションはフランスのCASAMANCEのものを選びました。

ドット、ストライプ、千鳥というシンプルなモチーフなのですが、
CASAMANCEが作るとなんともかわいらしくて小粋な表情を醸し出します。

さり気なく使うところがいい、と思います。

隠し部屋がある店

楽しくなるサプライズのとっておきは、
隠し部屋を創った例です。

隠し部屋への入り口は、
普段は壁に設けられた
木製の飾りドアにしか見えないのですが、
そのドアを倒すと、隠し部屋が現れるのです。

倒されたドアは踏み板となります。

ドアの取っ手は踏み板の脚です。

強度も安定性も十分。

この隠し部屋は、たとえば、
大好きな人のためのパーティーに、
あるいは小さなお子さん連れの家族が
落ち着いてディナーを楽しむための
部屋として使われるかもしれません。

居るだけで楽しくなれる
サプライズを創造すること。

それがヴァニラリーフの提案する
「あこがれの的」の秘訣です。